漢方入門|漢方の考えかた【気・血・水】

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漢方入門|漢方の考えかた【気・血・水】

漢方にどのようなイメージを持っていますか?

なんとなくよさそうだとは思うけど…でもよくわからないなぁ。
生理不順更年期障害にいいって本当?

そうですよね。
読みにくい漢字やわかりにくい部分が多いですし。

せっかく興味を持っても「もういいや」と思ってしまいますよね。
私も同じなので(!)とてもわかります。

ただ意味がわかってくると

「なぜこの漢方薬を服用するのか」
「なぜ生活習慣を改める必要があるのか」

が理解できるんです。

同じ漢方薬を服用する場合でも、理屈がわかっているのといないのとでは違ってきますよ。

生理不順更年期障害の悩みも「なぜ」がわかれば早く改善していきます。

漢方の考えかた

漢方は中国から日本へやってきた

元は「中医学」といい、中国の伝統医療です。
漢方は、日本の環境や日本人に合わせて発達してきました。

漢方では身体の状態を全体からみて総合的に治療します。

ここが“部分的に治療する”西洋医学との違いです。

漢方=漢方薬ではない

「漢方」と「漢方薬」は同じじゃないの?と思うかもしれませんね。

「漢方」とは日本の医学で、鍼灸やツボ・あん摩なども含まれます。
「漢方薬」は、生薬を組み合わせた薬のことです。

“ひとは自然の一部”という考えかた

漢方では「ひとは自然の一部」と考えます。
私たちは空気を吸い、水を飲み、自然から食べ物をいただいていますよね。

漢方は、自然を取り入れ自己回復力を高めようという考えかたです。
ですから、漢方薬はひとりひとりの体質に合わせて処方するのです。

身体を構成しているのは「気・血・水」

漢方では、ひとの身体は「気・血・水(き・けつ・すい)」で成り立っていると考えます。
この3つの要素がお互いに支え合い、バランスがとれている状態が「健康」です。

【気(き)】

「気(き)」はエネルギーです。

やる気に満ちているとき、私たちは全身に力がみなぎりますよね。

精神的な力は身体を動かす源になります。
「気」は血や水や内臓を動かしており、生命を維持するため最も大切なものです。

エネルギーが消耗すると「気力がない」状態になりますね。
また、身体のどこかでエネルギーが停滞していると、その部分に不具合を感じます。

「気」は上に上がっていく性質なので、巡りが不安定だとのぼせや発汗の原因にも。
更年期障害の症状によくみられます。

【血(けつ)】

「血(けつ)」は血液のことです。

身体中を巡り、酸素や栄養を隅々まで届ける大切な役割をしています。

「血」に関わる不調の原因は、何らかの理由で血の巡りが悪くなること。
そして血が足りない状態のときです。

女性が月経時に不調になりやすいのも、血の不足と関係しているのです。

【水(すい)】

「水(すい)」は身体のなかの体液(血を除く)です。
身体を潤すものであり、老廃物を排出しながら身体の水分バランスを保っています。

「水」も同じく、流れが滞ると不調が現れます。
身体の水分量が多いと、むくみや大量発汗することもあります。

日本は水に囲まれた島国ですよね。
多湿なので「水」のバランスを崩しやすい環境なのです。

健康は気・血・水のバランス

3つのバランスがよい状態が“健康”

大切なのは、気・血・水のバランスがとれていること。
不足や偏り・滞りがあると、そこから不調や病気になると考えられています。

また、この3つはお互いに関連しています。
このため、身体に起こる不調はひとつとは限りません。

いくつかの原因が重なっていることもあるんですよ。

バランスが崩れる原因

3つのバランスが崩れる原因は、ひとによって違います。

生活習慣・環境・ストレスなどが積み重なったり、何かの理由で一時的に不足したり偏ったりする場合があるからです。

漢方薬の役割

漢方薬は、気・血・水の不足を補う役割をします。
そのほか偏りをならしたり、滞りを解消して巡りをよくするお手伝いの存在です。

不調のときは補うのが大切です。
放っておいてもなかなかよくなりません。

まとめ

漢方では聞きなれない言葉や漢字が並びますよね。

今回はこれだけ覚えてください。

気・血・水」が身体を構成しているということ。
そしてこの3つのバランスが大切なんだよ、ということです。

不調を感じたら、漢方で身体全体を見直してみましょう。

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