梅雨時の湿気対策|胃腸の不調を防ぎ6月を健康的に過ごす方法
ジメジメの季節がやってきましたね。
空気が湿っぽくなると、身体の内側にも湿気が溜まるんですよ。
成人の身体では60%が水分ですが、溜まりすぎると不調が起こります。
身体の水分量を適度に保ち、6月を元気に過ごす方法を教えます!
湿気による身体への影響
日本はなぜ湿気が多いの?
日本は四方を海に囲まれた島国。
夏は太平洋の水蒸気をたっぷり含んだ季節風が吹きます。
その風は内陸部の山にぶつかってしまい、超えられません。そのため主に太平洋側で雨が降るんですって。
日本の位置や地形の関係で高温多湿になってしまうんですね。
不要な水分が身体に溜まっていませんか?
空気が湿気に満ちていると、身体のなかも湿ってきます。
身体に不要な水分が溜まりがちな体質を、漢方では「水滞(すいたい)」と呼んでいます。
健康な状態では、水(すい)は身体中を巡って必要な水分を届けます。そして不要な水分や老廃物を体外に出してくれます。
水の巡りが悪いときは、不要なものが身体のあちこちに溜まっているんですよ。
湿気は胃腸への影響が大きい
水滞体質の特徴は
- むくみ
- 頭痛
- 身体が重だるい
- 胃腸の働きが弱い
なかでも梅雨時期から夏にかけて気をつけたいのが胃腸への影響です。
暑いとどうしても冷たいものを食べたり飲みたくなったりしますよね。
家の中でも職場でも、エアコンがないと生活できないくらいの暑さです。
しかしこの身体を冷やすという行為が胃腸にダメージを与えてしまうんです。
少しの心がけで梅雨時を健康に
水分のとりすぎに注意
まずは水分のとりすぎに気をつけましょう。
飲み物はできれば常温以上がいいですね。冷たい場合はいったん口の中に留めてから飲み込むだけでも違いますよ。
そして勢いでゴクゴク飲まず、ちょびちょび飲みがベストです。
冷たいもので胃に負担がかかると、消化器系の機能が落ちてしまいます。これが消化不良の原因になり、むくみやだるさにつながるんですね。
また、甘いものを食べると喉が渇いて水分が欲しくなります。白砂糖は身体を冷やすので注意してくださいね。
湿気をとる食材と食べ方
旬のものでおすすめの食材は、枝豆やそら豆です。豆類は湿気を飛ばしてくれるんですよ。
ネギ・生姜・シソなどの香味野菜は、その香りで胃腸を動かしてくれます。薬味などで取り入れてみてください。
食べ方で大切なのは身体を冷やさないことです。
発酵食品や辛いものを少し取り入れるのもいいですよ。
冷たいサラダや生ものはなるべく控え、温かい食事を心がけてください。
汗をかこう
夏はジッとしていても汗をかくよ〜! と言いたいですよね。
しかし運動すると汗をかくだけでなく、筋肉がついてきます。
身体を動かせば血行がよくなり体温が上がります。
それは余計な水分を排出することにつながるんですよ。
そして、夏場の入浴はシャワーだけという方が多いと思いますが、ぜひ湯船に浸かってください。夏は身体が冷えています。
ぬるめのお湯にゆっくり浸かるとリラックスできますし、身体が温まります。
これも水分排出には効果的なんですよ。
まとめ
梅雨時から夏にかけてはジメジメとした嫌な感覚を味わいますよね。
水滞体質のひとは体調をくずしやすいので特に気をつけましょう。
身体を冷やさないよう、内側に気を配り、外側からもガードしてください。
身体が温まると余計な水分は抜けていきますよ。
水滞タイプかな? と思ったら相談にきてくださいね。
夏本番の前に身体を整えておきましょう。
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