2月に入り、そろそろ花粉が飛ぶ季節。敏感なひとはすでに感じているようですね。2024年は花粉の飛散開始時期が少し早いかもしれません。
今年の花粉飛散予測と妊活中の注意点をまとめました。
2024年 花粉の飛散予測
花粉の飛散が早めに始まる見込み
日本気象協会の発表によりますと、スギ花粉飛散の開始は例年並みもしくは例年より少し早いそうです。
関東では2月上旬からと予測されていますが、1月から花粉を感じているお客さまもいらっしゃいました。
スギ花粉のピークは2月下旬から、ヒノキ花粉のピークは3月下旬からと予測されています。
2024年 春の花粉飛散予測(第3報)|日本気象協会tenki.jp
飛散量は例年並みかやや多め
スギの雄花がたくさん咲くほど、スギ花粉の生産量は上がります。スギ雄花の着花量は前年夏の気候に大きく左右されるため、環境庁ではスギ雄花花芽調査を実施しているのです。
調査結果によりますと、2024年の着花量は過去10年の平均値と比べ同等か、やや少ないとのこと。ただし地域によりばらつきがあるようです。
日本気象協会では飛散量に関して「例年並みかやや多め」と発表していますので、気を抜かない方がよさそうですね。
令和5年度スギ雄花花芽調査の結果等について | 報道発表資料 | 環境省
花粉の季節は妊活できない?
市販薬は控えましょう
花粉症だからといって妊活を控える必要はありませんが、市販薬を飲むのはやめておきましょう。点鼻薬でも胎児に悪影響を及ぼすものがあります。
妊娠初期は薬の影響がいちばん大きいので、投薬が必要な場合は医師や薬剤師に相談してください。
妊活に影響のない抗アレルギー剤もあります。病院でも花粉症対応の漢方薬が処方されていますが、妊娠中は服用できません。
当店の漢方薬は妊娠の妨げになるものは入れずに調合できますので、安心してくださいね。
花粉症がつらいなら、妊活をお休みするのもひとつの方法です。妊娠するとホルモン分泌量の関係でアレルギー反応が強くなる場合があります。
また妊活にストレスを感じていると、花粉症が悪化することも考えられます。ストレスをため込むと免疫システムが狂うため、花粉に対する反応が過剰になるかもしれません。
状況を考えて検討してみてくださいね。
とにかく花粉を防ぐ!
なるべく外に出ない方がよいですが、無理というものですね。花粉を徹底的に防ぐ工夫で乗り切りましょう。
- 花粉を身体につけない
肌を出さない服装・帽子着用・顔にフィットするマスクやめがね
- 花粉がついたら落とす
手洗い・うがい・鼻うがい・洗髪
- 花粉を家の中に入れない
表面がツルツルした衣服・家に入る前に花粉を落とす・こまめに掃除
特に鼻うがいは、アレルゲンを洗い流し鼻が通るようになるのでスッキリします。ウイルスの除去にもなるので、インフルエンザなどの感染症対策にもなりますね。
刺激の少ない鼻洗浄器も販売されていますよ。
身体の内側から体質改善
身体の内側からのメンテナンスも合わせて行いましょう。
花粉症対策には腸管免疫をあげるのが大切です。納豆・豆腐など、乳酸菌をとりましょう。
花粉症に対する漢方薬の働きは
- 花粉症予防
- 症状の緩和
- 花粉への免疫力を高める
漢方薬で予防や症状の緩和はできますが、体質改善により免疫力をあげることに期待できるのは大きなメリットです。
セルフケアと漢方薬のメリットはこちらです(2023年の記事)
花粉の季節がもうすぐそこに|セルフケアと漢方薬で備えましょう
体質改善で花粉への免疫力をあげましょう
漢方では、花粉症は身体の構成要素である気血水(きけつすい)のうち「水」が多いと考えます。
症状を緩和するには、身体にたまっている余分な水分を排出する漢方薬を使うのが基本。つらい症状をおさえて楽になっていただきたいですね。
一方で、漢方薬は根本的な治療ができるお薬です。身体と心の全体を見てバランスをとり、あなたが健康な生活を送れるようお手伝いします。不調が現れるのは、どこかのバランスが崩れているからなんですよ。
体質改善できれば花粉症だけでなく、他の不調も治まってきます。毎年花粉症の時期に憂鬱になるより、体質改善を目指していただきたいと思っております。
妊娠に適さない漢方薬もありますので、必ず薬剤師に相談してくださいね。
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