透析を回避したいあなたへ| 家族の支えと漢方薬のサポート

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透析を回避したいあなたへ| 家族の支えと漢方薬のサポート

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ご家族とともに腎臓病と向き合っている症例をご紹介します。

Kさんは「透析を避けたい」と強く願っています。理由は、ご主人が20年前から透析を受けており、その様子を目の当たりにしたからでした。

検査の結果、腎機能の低下を指摘されたKさん。当店のお客さまである娘さんから相談を受けたのが始まりです。

Kさんの背景

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Kさんの状況

  • 慢性腎不全の疑い
  • 81歳・女性
  • 腎臓内科に通院中
  • 足のむくみあり

ご家族の透析経験

Kさんのご主人は20年間透析を続けています。最初の頃は、透析後に元気を取り戻していたのですが、今では一日中ぐったりしてしまうことが多いそうです。透析は体力を奪うのですね。

Kさんはそんなご主人を見て、自分は透析をしたくないと思うようになりました。

漢方薬を服用し始めたきっかけ

ある日Kさんは、体調を崩して入院しました。病院の検査で指摘されたのが腎機能の低下です。

Kさんの娘さんが当店のお客さまであり、相談を受けたのが漢方薬服用のきっかけでした。

Kさんの変化

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腎機能を数値でみる

当初(令和4年11月)の、Kさんの検査結果です。検査項目と数値をわかりやすく説明します。

BUN(尿素窒素)

  • 説明:体内のたんぱく質が分解されてできる老廃物です。腎臓が正常に働いていないと血液中に増えます。
  • 正常値:7〜20 mg/dL
  • 数値:45.8(高い)
  • → 正常値より高く、腎機能の低下が疑われます。

Cre(クレアチニン)

  • 説明:筋肉の代謝産物で、腎臓で排泄されます。腎機能が低下すると血液中に増加します。
  • 正常値:男性=1.2 mg/dL以下、女性= 1.0mg/dL以下
  • 数値:2.21(高い)
  • → 正常値より高く、腎機能の低下が疑われます。

eGFR(推算糸球体濾過量)

  • 説明:腎臓がどれだけ血液をろ過できるかを示す指標です。
  • 正常値:60mL/min/1.73m²以上
  • 数値:17.1(低い)
  • → 正常値より低く、腎機能の低下が疑われます。

Hb(ヘモグロビン)

  • 説明:血液中の酸素を運ぶたんぱく質です。貧血の指標になります。
  • 正常値:男性=14〜18 g/dL、女性=12〜16 g/dL
  • 数値:8.0(低い)
  • → 正常値より低く、貧血状態が疑われます。

アルブミン

  • 説明:体内の水分バランスを保つたんぱく質です。栄養状態を反映します。
  • 正常値:3.5〜5.0 g/dL
  • 数値:3.6(低め)
  • → 正常値の範囲内ですが、低めであり、栄養状態の悪化が疑われます。

漢方薬服用後の数値

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漢方薬を服用し始めてから1年4ヶ月。直近の検査結果(令和6年3月)は以下の通りです。

  • BUN(尿素窒素)
    • 改善前:45.8(高め)
    • 改善後:36.5
    • 前回より数値が低下し、腎機能の負担が軽減されたと考えられます。
  • Cre(クレアチニン)
    • 改善前:2.21(高め)
    • 改善後:1.97
    • 数値が低下し、腎機能の向上が見られます。
  • eGFR(推算糸球体濾過量)
    • 改善前:17.1(低め)
    • 改善後:19.3
    • 数値が上昇し、腎機能の改善がみられます。
  • Hb(ヘモグロビン)
    • 改善前:8.0(低め)
    • 改善後:11.2
    • 貧血が改善されています。
  • アルブミン
    • 改善前:3.6(低め)
    • 改善後:3.8
    • 数値が上昇し、栄養状態の向上が見られます。

Kさんは漢方薬を服用しながら、腎機能を維持していると言えるでしょう。

腎機能を守るため「解毒」に取り組んでいます

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腎臓の機能は一度低下すると元に戻すのは難しいのです。当店では「解毒」に焦点をあてました。

Kさんは腎機能を少しでも維持できるよう、ご家族で協力して取り組んでいます。「透析を回避したい」という、Kさんとご家族の強い思いがあるので、漢方薬を飲み忘れることなく継続中。

「娘さんが漢方薬を購入がてら、Kさんの状況を報告してくださる」という連携プレーができています。果物がお好きなのですが、ナトリウムやカリウムを摂りすぎないようお伝えしました。

今では、1週間に一度だった通院が2ヶ月に一度に減少。現在はむくみもなく、食事の準備や趣味を楽しむなど、元気に日常を過ごしています。ぜひこのまま維持していただきたいですね。

腎臓病を治す薬はないのが現状です。数値が横ばいであれば大成功なのですが、Kさんの場合はわずかながらも改善していますよね。

漢方薬は腎機能を上げるためではなく、今の状況を保つのが目的です。腎機能を落とさない生活を心がけ、早めに対策をとることの重要性を知って欲しいと思います。

腎臓病はもはや国民病。Kさんのように、漢方薬は腎機能の維持に役立つ可能性がありますよ。透析を避けたいと願う方々に、少しでもお役に立てればと考えています。

当店では、一人ひとりの症状に合わせた漢方薬を提供しますので、まずはご相談くださいね。

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