インスタント食品は手軽で便利。忙しいときや疲れて動きたくないときは本当に助かりますし、非常食としてストックもできますね。

「身体によくないよね…」と思いながらも利用しているひとが多いのでは? あなたはインスタント食品のなにが悪いか知っていますか?

わたしが危惧するのはミネラル不足。インスタントやレトルト食品など、便利なものにはミネラルがほとんど含まれていません。

もはやわたしたちの生活と切り離せない食品とのつき合い方を考えてみました。

インスタント食品のなにが悪いのか

栄養がない

インスタント食品は保存目的や食べるときの手軽さを考えて加工されています。特にビタミンやミネラルは加工段階で減少しますので、栄養価が低いんですね。

カルシウム・鉄分・亜鉛などのミネラルは、健康な身体の維持に必要なものです。

▶︎カルシウム

ひとの身体は血中のカルシウム濃度が低下すると、骨からカルシウムを分けてもらい元の濃度に戻そうとします。

カルシウム不足が続くと常に骨からカルシウムをもらうことになり、下記のような病気の原因となります。

  • 骨粗しょう症
  • 高血圧
  • 動脈硬化

▶︎鉄

鉄が不足して赤血球を十分に作れなくなった状態を「鉄欠乏性貧血」といいます。

赤血球の役割は全身に酸素を運ぶこと。鉄欠乏性貧血になると身体の所々で酸素不足が生じ、さまざまな不調が起こります。

  • 頭痛
  • 集中力の低下
  • 食欲不振
  • 動悸・息切れ
  • 立ちくらみ
  • 疲労感
  • 筋力低下

▶︎亜鉛

亜鉛は新しい細胞を作るのに必要なミネラルです。味覚を感じる細胞にも関わっています。次のような症状は亜鉛欠乏症かもしれません。

  • 発育遅延
  • 食欲不振
  • 味覚異常
  • 免疫機能障害

重篤になると下記の症状も現れます。

  • 脱毛
  • 下痢
  • 性的成熟の遅延
  • インポテンス
  • 男性の性腺機能低下
  • 目や皮膚の病変

食品添加物が含まれている

インスタント食品は保存料・着色料・香料などの食品添加物が入っています。これらがひとの身体に悪影響を及ぼす可能性があります。

  • アレルギー
  • がん
  • 動脈硬化 など

高カロリー・高塩分

栄養価は低いのに脂質量と塩分量が高いのです。

油で揚げているタイプのインスタントラーメンには、全体に油分が染み込んでいます。過剰な塩分摂取はミネラルの吸収を妨げてしまいますよ。やがて肥満や高血圧などの生活習慣病につながるかもしれません。

日本は世界でも塩分摂取量が多い国です。「食塩摂取源となっている食品のランキング(20歳以上)」という解析結果を見つけました。

1位 カップめん        5.5g
2位 インスタントラーメン          5.4g
3位 梅干し                              1.8g

出典:国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所ホームページ

日本人はどんな食品から食塩をとっているか? ―国民健康・栄養調査での摂取実態の解析から

数字は1日あたりの食塩摂取量の平均値。例えばカップめんを食べたら5.5g程度の塩分をとっていることになります。

1位のカップめんと2位のインスタントラーメンが、3位以下を大きく引き離していますよ。興味のある方は覗いてみてください。

厚生労働省が推奨する塩分量は以下のとおりです。

  • 男性:7.5g未満 / 日
  • 女性:6.5g未満 / 日

つまり1食のカップめんでかなりの塩分をとることになるんですね。

インスタント食品の利用で気をつけること

現代人のミネラル不足にはさまざまな原因がありますが、なかでも偏った食生活が大きな一因です。

多忙なひと・料理が苦手なひとでも少しの意識でミネラル摂取量は変えられますよ。

食べ方を工夫する

加工食品には少し手を加えてみましょう。インスタントラーメンの例です。

▶︎スープを残して減塩

製品の栄養成分表示で食塩相当量の表示を見てみましょう。スープに含まれる食塩が4gなら、スープを半分残せば2g減塩できますね。

栄養成分表示を使って、あなたも食塩摂取量を減らせる|消費者庁

▶︎ゆで汁は捨てる

めんに含まれる油分や塩分がゆで汁に溶け出します。新たに沸かしたお湯でスープを作り、ゆで汁は捨てましょう。

▶︎具を加える

脂身の少ない肉や、野菜を加えましょう。栄養バランスがよくなりますよ。わかめはミネラルが豊富なのでおすすめです。

足りない栄養分を補給する

食事でまかないきれないミネラルなどの栄養分は、サプリメントで補給できます。健康状態により必要なミネラル量は違いますので、適切に選ぶこと過剰摂取に気をつけてください。

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以前、わたしが2日間の勉強会に参加したときはとてもハードだったのですが、ワタナベオイスターのおかげで乗り切れた経験があります。

ミネラルは体内で作れないので食事からとるしかありません。足りないときは補助としてサプリメントを利用してみてください。

ワタナベオイスターの工場見学の様子も見てくださいね。わたしが変なひとみたいに写っていますが…。

ワタナベオイスターは栄養補助食品です。ミネラルが豊富に含まれていますよ。

  • 亜鉛
  • セレン
  • マグネシウム
  • カルシウム
  • アミノ酸
  • ビタミンB2・B6・B12
  • ビオチン
  • DHA
  • EPA

サプリメントにも飲み合わせの良し悪しや、他の薬との相性があります。医師や薬剤師に相談してくださいね。

漢方薬は特定のミネラル補給を目的とはしませんが、身体の機能を調節して代謝をあげ、吸収力をアップします。

インスタント食品と上手につき合いましょう

インスタント食品や加工食品は生活の一部ですね。取り除くことは大変難しいので、上手に利用していきましょう。

加工食品には添加物が含まれていますが、今日食べたからといって翌日に健康が損なわれるわけではありませんね。

日本の食品添加物の基準は厳しく設定されています。しかし長期的に偏った食べかたをしていると、生活習慣病などのリスクは高くなるでしょう。

インスタント食品にはミネラルがほとんど含まれていません。多量の発汗やストレスでもミネラルは排出されてしまいますし、女性では月経・妊娠・出産でもミネラルを消費します。

インスタント食品を食べるなとは言いませんが、いろいろな食材をバランスよく取り入れるよう、ちょっぴり意識してみてください。

サプリメントは不足しがちなミネラルを補うのにおすすめです。他に服用している薬やサプリメントがあれば薬剤師に教えてくださいね。

しかしながら基本は食事。身体は食べたものでできていますよ。サプリメントは補助的存在だと捉えてくださいね。

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