西洋薬と漢方薬があるけど、どちらの方がいいの?
こう考えたことがあるかもしれませんね。
実はそれぞれに得意分野があります。
両者の違いや特徴、西洋薬と漢方薬の併用についてもご紹介します。
西洋薬と漢方薬の違い
西洋薬って?
西洋薬は、そのほとんどが化学的に合成された物質でできています。
薬剤の化学的な反応を利用して治療するのです。
症状や病名で使う薬が決まり、疾患部分や症状に直接作用します。
病気の原因がはっきりわかっていて治療法が明確な場合に効力を発揮します。
漢方薬って?
漢方薬は天然の生薬を組み合わせて作られています。
西洋薬がピンポイントで疾患を攻撃するのとは違い、身体全体をみて自然治癒力を活かす方法です。
そのため、同じ症状でも体質により薬が違ってきます。
- 病院にいくほどではないけれど調子が悪い
- 診察や検査をしても異常なしといわれる(未病)
このような状態でも治療ができるんですね。
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西洋薬と漢方薬の役割
西洋薬は即効性に優れている
西洋医学では、化学的な根拠や分析により病名を決定します。
そしてその病気や症状に対して薬を処方します。
西洋薬の長所は、なんといっても即効性があるところです。
菌を殺したり痛みをやわらげたり、熱を素早く下げたりできますよね。
短所としては、効き目が強いので副作用がでる場合があること。
そして基本的に「ひとつの薬でひとつの症状」にしか対応できないことです。
漢方薬は未病にも対応できる
中医学では、身体全体と心を総合的にみます。
人間の自然治癒力を活かす方法で、体質で薬を決めます。
漢方薬の長所は根本的な治療ができること。
そして安全性が高いことです。
免疫力をあげ、体質改善を目指していきます。
ひとつの薬に複数の有効成分が含まれているので、複数の症状に作用するのもよいところです。
短所は、効き目がゆっくりであること。
体質改善はすぐにはできません。
少なくとも数ヶ月はかかります。
ひとにより生活改善が必要なケースもあります。
西洋薬と漢方薬の併用はできる?
西洋薬と漢方薬の組み合わせは原則として可能です。
しかし、併用する場合は必ず医師や薬剤師に相談してくださいね。
特に慢性疾患やいくつかの病気を抱えている場合は気をつけてください。
複数の薬を併用すると副作用が出ることがあります。
自己判断は絶対にしないでくださいね。
西洋薬と漢方薬を使い分けましょう
西洋薬と漢方薬には、それぞれ長所と短所があります。
どちらの方が優れている、ということでなく、状況で使い分けるのがよいでしょう。
また、それぞれの得意分野を活かして「いいとこ取り」もできます。
でもその場合は必ず医師や薬剤師に相談しましょう^^
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