健康も美容もここから始まる｜寒い季節は温活で血行促進しましょう

冷えは万病のもと。身体が冷えると血流が悪くなります。
血行不良でいいことはひとつもありません。
健康も美も血行の良し悪しにかかっているんですよ。

さあ、温活を始めましょう！

冷えを甘くみてはいけない！

冷え性とは

冷え性とは「ひとが寒さを感じない温度環境でも冷えを感じる」状態。
手足がいつも冷たいなど、自覚症状があります。
体温を測ると正常なことが多いですね。

冷え性は病気ではありませんが不調の元です。

• 身体的症状…痛み・コリ・胃腸の働きが弱るなど
• 精神的症状…不眠・うつ・イライラなど

身体だけでなく、精神的にも影響があるのです。

低体温とは

低体温とは、身体の深部の温度が低い状態。自覚していないひともいます。

低体温は

• 免疫力の低下……風邪や感染症にかかりやすい
• 基礎代謝の低下…太りやすい、肌のターンオーバーが遅い

このような影響があります。

冷えによる身体の不調

▶︎痛みの原因になる

肩こりや腰痛・生理痛も冷えが原因のことが多いのです。
子宮が冷えると月経トラブルを起こしやすく、妊活にも影響があります。

▶︎内臓の働きが悪くなる

胃腸が冷えると消化吸収が悪くなります。
栄養が吸収できず、便秘や下痢・頻尿など排泄トラブルにつながります。

温活の効果

痛みやコリの軽減・美肌も

血行がよくなるとコリや痛みが軽くなります。

暖かい部屋から外にでるとギュッと身が引き締まりますね。
これは体温を逃すまいとして筋肉が縮まるから。
人間の本能なんですね。

そして、肌にも嬉しい影響があります。
ターンオーバーが促進され、角質の生まれ変わりが早くなるのです。

内臓が温まり胃腸の働きがよくなる

身体の内部を温めると内臓の働きがよくなります。
消化吸収し余計な水分を排出するので、むくみや便秘・下痢が解消されますよ。

脳と腸は関係が深いといわれます。
緊張するとお腹や胃が痛くなるのと一緒ですね。
胃腸が温まると脳も穏やかになるのです。

温活を始めましょう

身体の外側から温める

▶︎衣服で調節する

特に温めたいのは下半身。
寒さを感じなくてもお腹やお尻・太ももが冷たいことがあります。腹巻などで保温しましょう。
またよくいわれるのが「３つの首」です。首・手首・足首をカバーして。

現代はフローリングの家が多く、家の中でも床の冷たさを感じます。
カーペットを敷く、靴下を重ねばきするなど工夫してください。

締めつけの強い衣服はやめましょう。身体を締めつけると血流が悪くなります。

▶︎温活グッズを使う

【カイロ】
座り作業なら椅子にカイロを置いてみてください。肛門を温めると身体全体が温まりますよ。もちろんお腹や腰に貼ってもOK。
靴用カイロも足先がポカポカに。

【湯たんぽ】
湯たんぽは、寝る少し前に腰の位置に入れてみて。布団に入ったら足の位置まで下ろします。冷たい布団もぬくぬくです。
椅子に座るとき腿のうえに乗せておくとお腹も温まります。

▶︎湯船に浸かる

湯船に浸かって身体を温めましょう。リラックス効果も高まります。就寝時間の１〜２時間前には入りましょう。

セルライトは脂肪に老廃物や水分がくっついた状態で、血行不良の原因です。気になるひとは、お風呂でマッサージするといいですよ。

身体の内側から温める

▶︎食べ物

根菜類や香味野菜を食べましょう。夏が旬の野菜は身体を冷やしますが、加熱すれば大丈夫。生姜も加熱してくださいね。

そのほか、卵や赤身肉などのたんぱく質、納豆や味噌などの発酵食品も身体を温めます。

▶︎飲み物

ほうじ茶やルイボスティーなど「発酵茶」と呼ばれるものがおすすめです。紅茶はカフェインが入っているので飲みすぎに注意。
また、シナモンをプラスするといいですよ。シナモンは漢方では桂皮（ケイヒ）といい、身体を温める作用があります。

身体を動かす

とても大切なことなのですが、温活グッズばかりに頼っていると、ますます体温調節ができなくなります。自分で熱量を作り出していきましょう。

▶︎筋肉量を増やす

筋肉は熱を生み出します。女性に冷えが多いのは男性に比べて筋肉量が少ないから。特に足の筋肉量が少ないと下半身が冷えやすくなります。ウォーキングなどで下半身を鍛えましょう。

また、固い関節も血流が悪くなる原因です。ストレッチで関節を緩めましょう。

まとめ

冷え性だから、とあきらめていませんか？

身体を外側と内側から温め、筋肉をつけていきましょう。
不調は温めるだけで緩和されるかもしれません。

冷えがつらいあなたは我慢しすぎず相談してください。
生薬の組み合わせから生まれる漢方薬で、あなたが本来持っている自然治癒力を高めましょう。