秋本番に進む季節。乾いた冷たい空気が気になりはじめ、その影響で身体やお肌も乾燥してうるおいが不足し、さまざまな不調を感じやすくなってきます。薬膳では、このような季節『白い食材』がよいとされています。

今回は、白い食材を使った白和えをご紹介します。

白い食材である、白きくらげ、れんこん、豆腐は、のどの粘膜や胃腸にうるおいを与え、さらに豆腐は、消化作用を円滑にする効果があります。人参、ほうれん草、しいたけ、白ごまなどもビタミン、ミネラルが豊富で免疫を上げてくれる体にうれしい食材です。この先、厳しさを増す乾燥に備え、体の内からうるおいに満ちて過ごすことが何よりも養生です。是非食卓に添えていただければ嬉しいです。

材料 (2人分)       

豆腐(絹)・・・200g     

白きくらげ(乾燥)・・5g   

人参・・・・30g       

ほうれん草・・・2株     

れんこん・・・・1枚     

白ごま・・・・小1      

さとう・・・・小2      

塩・・・・・小1/2       

 

作り方

①豆腐はキッチンペーパーで包み、重しをのせ30分おき、水切りをする。人参は千切り、れんこんは薄切りにし、ほうれん草は3㎝の長さに切っておく。白きくらげはぬるま湯に30分つけて戻す。しいたけは薄切にする。

②鍋に湯を沸かし、人参・ほうれん草・れんこん・しいたけを入れて火を通す。火が 通ればザルに上げて水気をよくきる。

③ボウルに水切りした豆腐を入れて、塩・砂糖を入れてよく混ぜ②の野菜と白きくらげと白ごまを入れて、さっくり和えて器に盛る。
(主治医9月号参照)

                  

※食養生とともに『温活』も大切ですね。シャワーのみから38~39℃のお風呂に30分以上浸かると、副交感神経が優位になりリンパ球(白血球)が活性化されます。

体温が1℃上がると、免疫が12~20%上がると言われています。

あなたの平熱は何度ですか?

日本人の7割は36.6℃~37.2℃の間です。

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