今回はビタミンDについてのお話です。

ビタミンDは女性の生殖にとても重要で、ビタミンDが不足すると妊娠率低下・流産、新生児の体重や妊娠期間・妊娠高血圧症候群といった妊娠合併症・新生児の発育障害のリスクが高くなるとの報告もあります。

不妊治療病院でもビタミンDの測定する病院も増えています。

体内にビタミンDを取り入れる方法として日光浴🌞があります。紫外線にあたることで皮膚から合成される方法です。ビタミンDは人間が唯一体内で生成できるビタミンであり、これが大きな特徴です。

また皮膚から合成される量は紫外線の量によって異なるため、例えば5.5μgのビタミンDを合成するためには(厚生労働省によって定められた食事摂取基準では、30~49歳女性の1日の目安量が5.5㎍です。妊娠中は7.0㎍。)、12月であればつくば市で22.4分(12時)の紫外線照射が必要であるのに対して、札幌市では76.4分(12時)も必要とします。また同じつくば市でも7月中旬であればわずか3.5分(12時)の照射で合成が可能となります。(国立環境研究所 地球環境研究センターHP  ビタミンD生成に要する日照時間の推定より)

つまりビタミンDは季節や住んでいる地域により、不足しやすいかどうかが決まるという点も特徴になり、この点から考えると安定してビタミンDを体内に取り込むには、食事やサプリメントも重要となります。

ウォーキングなどは夜間より日中に行う方が、ビタミンDの合成もできるので効果的です!!

ウォーキングをする時間のない方は、1日15分(夏場は5分!冬場は20分!)お日様の下に手をかざしてみてくださいね!

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