ストレスがあると妊娠しにくい！？幸せ思考で解消しましょう！

ストレスがあると妊娠しにくい！？
幸せ思考で解消しましょう！

ストレスがあると妊娠しにくいといわれています。
「やっぱりそうか……」と思うひともいるでしょうね。

しかし意外なことに、ストレスも悪さをするだけじゃありません。大切なのはそのバランス。
ストレスと上手につき合うためにできることをお伝えします。

先日の記事でコルチゾールというホルモンの話を書きました。
人間はストレスを受けるとコルチゾールが分泌されます。これはストレスに対応するためではありますが、分泌が多すぎると身体の機能を低下させます。
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卵巣機能にも同じことがいえますので

①慢性的なストレス
　　　↓
②コルチゾール大量分泌
　　　↓
③卵巣機能の低下

この流れで不妊を招く可能性があります。

大きなストレスを受けると排卵や生理が止まることがありますが、これもホルモンの働きによるものなんですね。

そもそもストレスがまったくなければ幸せなのでしょうか。

「火事場の馬鹿力（かじばのばかぢから）」という表現を聞いたことがあると思います。
コトバンクによりますと

切迫した状態に置かれると、普段は想像できないような力を無意識に出すことのたとえ。
火事場の馬鹿力とは – コトバンク

と書いてあります。

火事になると、普段自分では出せないような力で重いものを運び出してしまう。こういう情景からくる表現ですね。

危険から身を守るため（この場合は大切な家財を守るため）一時的に力を出せてしまう。これは“非常事態”という大きなストレスを、脳が感じ取るからなのです。
こうなると、危険回避の意味からもストレスは必要なんですよね。

もっと身近な例では“時間の制約”があげられます。

仕事で◯◯時までに書類を提出しなければならない！

こういう状況はよくあると思いますが、これもストレス状態のひとつです。このとき自分が「少し負荷をかければできそうな状況」だったら、なんとかできてしまいますよね。

①ストレス（時間制限）がかかる
　　　↓
②目標を設定（◯◯時までに仕事を終わらせよう）
　　　↓
③行動（実際に仕事をする）
　　　↓
④達成（制限時間までに仕事が終わった）

できると嬉しい（自分、けっこうやるじゃん！）＝幸せを感じますよね！

要するに、ストレスとのつき合いはバランスなんです。
大きなストレスは、ないに越したことはありません。しかしまったくストレスがないと達成感も味わえないでしょう（そもそもストレスをゼロにはできませんが）。

①できることはなんでもやろう！と決める
　　　↓
②ストレスはよくないと知る
　　　↓
③ストレスを感じると「ああ、ストレスを受けてしまった」と落ち込む

これはストレスの悪循環ですね。まじめで完璧主義のひとほど頑張ってしまいます。

妊活では生活上の制限をすることもあるでしょう。
でも息抜きも必要です。少し緩めてもいいんですよ。
食事やお酒の制限も、解禁できる時期があるなら楽しんでしまいましょう。

今のあなたはすでに、いくつかの幸せを持っていると思います。

欲はあっていいですし、もっと幸せをつかもうと努力するのは素晴らしいですね。しかしそれが思うように手に入らないと、だんだん焦りやイライラがつのってきます。

感情には良いも悪いもありません。状況により焦ったりイライラするのは自然なことです。しかしそれがずっと続くのはつらいですよね。

そんなときは、あなたの幸せをひとつずつ書き出してみてください。

小さなことでいいんです。書いてみると自分はたくさん幸せを持っていると気づきます。まずはその幸せを存分に味わってくださいね。

これはストレスの悪循環を断つセルフケアです。

物事には両面があり、同じ出来事でも捉えようによって感じ方が違うんですね。つらいなぁと感じるのは、あなたがつらい面だけを見ているから、ともいえます。思考のクセは“ただのクセ”なんです。

とはいえ、涙がでてきたら我慢せず泣いたらいいんですよ。泣くとスッキリすることもありますからね。
けれども落ち着いたらぜひ幸せを書き出してみてください。書けば書くほどあなたの幸せが目に見えるようになります。無理のない範囲でやってみてくださいね。

最初は難しくても、繰り返すうちにできるようになりますよ。そして気づいたら幸せ思考になっているはずです。

毎日の暮らしを楽しむことは、今後のあなたの生き方にもつながります。頑張り屋さんのあなたはちょっぴり緩めてみてね。

漢方でもストレス緩和のお手伝いができます。
まずはカウンセリングであなたにぴったりの方法をみつけましょう。

“漢方だから”できることがあります。