漢方薬の剤形について

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年が明けてから早いもので1月もあと数日で終わってしまいますね。

昨日は「大寒」でしたが、今年は昨年に比べると暖かく感じます。

大寒の意味について、
そもそもどういったものなのか、どういう基準で日にちが決まっているのかご存じでしょうか?

大寒は、『立春・立夏・立秋・立冬・春分・夏至・秋分・冬至』などと同様の概念で、
これらを二十四節気と言います。

1年を24分割した季節区分を指しますが、
上述した代表的な二十四節気を除けば『雨水・啓蟄・清明・穀雨・・・』などあまり聞かないものばかりでしょう。

また、1年を24分割と言うと365日を24分割するのを想像するかもしれませんが、
そうではありません。

地球が太陽を一周する360°を24分割します。
つまり、地球と太陽の位置関係で二十四節気を定めているのです。

↑もちろん!私は知りませんでした ^^

地球は太陽からのエネルギーを受けることで温度変化をしており、
北半球ではそのエネルギーが大きくなるのは夏至小さくなるのは冬至です

人間も同じで、太陽からの光(エネルギー)が少なくなるこの時期は体調の不良が起こりやすい時期でもあるのです。

陽の光を感じにくいこの時期は、私たちの身体の中で「セロトニン」というホルモンが作りずらくなります。

このホルモンが少なくなると気持ちが不安定になったり・イライラしたり・肩から上の症状(のぼせ・耳鳴り・肩こり・頭痛など)が現れやすくなります。

特に今年は大寒のこの時期でも日中の気温が高いため、夜との温度差が大きく自律神経の乱れを訴えてご来店されるお客様が多いように感じます。

お身体の不調のある方・体質改善をされたい方、今ある不安な症状を私にお話ししてください。

お話を聞かせて頂いた上で,あなたに合った漢方薬をお出しいたします。


粉薬(エキス顆粒)の場合当店では基本、お湯またはお茶🍵(100㎖くらい)に溶かし服用していただきます。

「におい」も嗅ぎながら服用していただくとより効果的です。(冷水で服用した方がいい漢方薬もありますが。)

もちろん、味が苦手・・・といお客様には錠剤・カプセル剤の漢方薬もご用意しております。

また、「漢方薬、一度試しに飲んでみたい。」という方は14日分(2週間分)からでもお試しいただけますのでご相談の際にお話しください。

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